工法一覧

ひびわれ注入工

幅が0.2mm以上1.0mm未満のひび割れの上に等間隔に注入器を設置し、樹脂(有機系や無機系)を自動的に注入する工法で、ひび割れによって分断されたコンクリートを一体化し、耐力を復元する。また、雨水などのコンクリート内部への侵入を防止し、コンクリートの耐久性を向上させる。

断面修復工

塩害、中性化、アルカリ骨材反応、酸性雨等により劣化したコンクリートをはつり除去し、適切な断面修復材にて修復し、さらに表面被覆をほどこして、劣化の進行を防止する。断面修復工は主に左官工法、モルタル注入工法、コンクリート充填工法、吹付け工法の4種類です。

炭素繊維シート工法

炭素繊維シートに樹脂を含浸させながら躯体表面に接着し、CFRP(強化プラスチック)化することで不足する鉄筋量を補いせん断耐力、曲げ耐力、疲労寿命を向上させ、ひび割れ抑制にも効果があります。