【建築】長期修繕計画に対する考察

【建築】長期修繕計画に対する考察

2022年2月10日

長期修繕計画を立てるためには、的確な調査技術と、その調査結果に基づいて豊富な技術と経験により、すぐに修繕すべき工事と経年によってすべき工事計画を立てれる人が必要です。

工事計画を立てた後には、実際の工事内容の見積もりをしてこの工事に対する本当の価格を計画書に反映しなければなりません。

しかし、現状においては見積もりするでもなく既に存在している(床面積等による価格)をそのまま計画書に使用している場合が多く存在します。

ひどい事例としては、本マンションには存在していない項目があったり、修繕する必要もない(例えば、ステンレス管を使用した連結送水管の全取り換えなど)大きな金額が計上されているものを見たことがあります。その結果、正しい修繕計画書ではないために実際に必要な修繕積立金が把握されていないマンションが多く存在します。

私たち、アイテク一級建築士事務所はその問題にメスを入れ住人の方々に資金の適格な運用を提供いたします。

表-1 某マンション長期修繕計画

表-1は某マンションの長期修繕計画の一部です。マンションの快適な居住環境を確保するためには建物の経年劣化に対応した適時適切な修繕工事を行うことが重要です。

そのためには、適切な長期修繕計画を作成することが重要になるのです。